Procedure 　-The Fifth Edition- 反証

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2025/01/16 (Thu)

昨日は良い天気で清々しかった。
昼間は暑いので嫌な季節へ突入の兆しだが・・・

昨日なんとか4人分の抄録にめどがついた。
半ば、諦めようとも思ったが、なんとかやりきってみるものだ。
形のないもの、バラバラのものが一つにまとまり、形になっていくプロセスは美しい。
これは勿論楽なことではなく、できない自分へ気づく良い機会だ。
臨床にいると、どうも経験だけで話をしてしまいがちだが、本来学術的に説明できねばならない。
医療は科学であり、科学性がなければならない。
科学哲学のカール・ポパーは反証できるものが科学であると述べた。
つまり、常に正解と不正正解がすくなくとも存在するということだ。
どちらかわからないかではなく、どちらかを選択できる可能性が必要だ。
そのためには、理論がなければその選択肢すら持つことができない。
理論をあやふやにしてはいけない。
明確にし、理論の限界を踏まえ訓練を組み立てなければならない。
どうも、やってみたよかったとそれだけで成立していることが多い。
それは反復こそ学習だといった単純な考えに至ってしまう。
学習に反復は必要であるが、ストラテジーの重要性を忘れてはならない。

できない自分に出会った時、どう解決するかだ。
逃げるのは簡単。
逃げれば、次にできることはおそらくない。
できないことは恥ずかしいことではない。
自分だけの恥であれば、いくらも書いた方が良い。
人に迷惑をかけることのほうが、罪だ。
やるべきことはやるべきことで理解が重要だ。

ここが分かれ道かもしれない。
難しいことはどうすれば良いかがわからない。
問題解決能力が問われる。
それには訓練が必要だ。

常に検証する姿勢を大事にしたい。

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