Procedure 　-The Fifth Edition- あきらめること、そして

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2025/01/15 (Wed)

今日は雨だった。
せっかく車を洗ったが、自然には逆らえない・・・
職場の駐車場に桜の木があり、その下に駐車していた。
桜は散りだし、車は桜色に染まっていた。
なかなか色合いもきれいで、和を感じだ。
桜の色をきれいと思えること、桜の花びらに触れること・・・生きていることは素晴らしい。
何かを感じれる体は魅力的だ。

動作ができることも重要だが、世界を感じ取れる体もまた魅力的だ。
感覚のない世界、想像するだけでも、しんどくなる。
世界を感じ取れる体。
それは生きている実感の大きな構成要素だろう。
ではリハビリテーションでは何を求めるのか？
手が動くこと、足が動くこと、歩けること・・・・・・・色々ある。
でも感覚がなければどうだろう？？
自分であれば、生きている実感が欲しいと思うかもしれない。
きっとそう思う。
個人差はあるかもしれないが・・・・

リハビリテーションを学習と捉えるならば、セラピストは何を教える？
それはエゴイズムであってはならない。
患者を喜ばせるだけ、機嫌をとることがすべてではない。
自分の行動に対しての報酬のみが、優先してもエゴイズムにしか過ぎない。
セラピストは、患者に可能性を与える仕事であって欲しい。
少なくとも自分の訓練は、可能性を意識する。
夢ではない、到達可能な可能性を見出す。
一方で、あきらめを教えるセラピストもいるのかもしれない。
セラピストが諦めを教える？？？
楽しく生きる？
患者の声を聞いてほしい。
なぜ可能性を共に見つめないのか。
諦めを教えるセラピーなら、なんとも悲しい。
楽しく生きることを考えたことがあるのか？
セラピストの仕事はなんだ？

いい加減なことをしてはいけない。
人間をもっと知るべきだし、考えるべきだ。
障害受容ができてるとかできてないとか・・・・
なぜそれを他人が、探ろうとする。
歩けなくなった人間が、それに納得できるわけがない。
歩きたいと思うのが普通だろう。
歩けないから、車いすでできることを考えましょう・・・・
歩くこと、立つことへの手段は尽くしたのか？
対象者に合わせて、セラピストは真剣に思考すべきだ。
本人の気持ちは、周囲が操作することではない。
本人が立ち向かう環境と、フォローをすることだ。

選択肢があってもいいじゃないか。

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