Procedure -The Fifth Edition-
再会
水曜日は、朝英語だった。
乳児の共同注意に関係した論文だった。
それにしても、時間がかかった実験だろうと感心した。
やっぱり、時間と労力と根性は欠かすことができない大事なものなんだ。
しかし、まぁ14か月と18か月で共同注意のレベルに差があった。
この3か月間というのは、いったい何が起こっているのだろうか・・・・・
おそらくは、莫大な量の思考錯誤をこの時期にしているのだとは思うが・・・・
水曜日は外来が多い日でいつもながらバタバタしていた。
先日からの睡眠不足もあり、肉体的には疲労している気もする。
精神的には元気状態であり、精神と身体のバランスは保たれているようだ。
まぁそれはいいとして、この日の早朝に靴のワックスと購入した。
いつもワックスのもう一つグレードの高いものだ。
アメリカの軍人さんのパレードで使用するワックスみたいで、ひかり方が違うらしい。
土曜日に届くので楽しみである。
ちなみに、合わせて靴のクリームとブラシも購入した。
きっちりと靴のメンテナンスをしないとけない。
手入れしていない靴は、輝きをなくしてしまう。
努力してない人間が、輝きをなくしてしまうように・・・・
夕方からは、送別会に参加した。
職場の古株達が集合した。
自分が入職した当時を思い出す光景だ。
色んな話をしたが、年を重ねた諸先輩方が、当時の年齢に戻った気がした。
就職見学の時に、案内してくれたのも先生だった。
懐かしいな。
脊髄損傷のリハビリテーションへも熱意に満ちた取り組みをしていたのもこの先生だった。
それぞれの道を進んでいき、そしてどこかで交叉する。
その瞬間、瞬間の自分を語り合い、有意義な時間になったとと思う。
新たなスタートを切って、さらに前進されることを願います。
もちろん、自分自身も努力していかないといけないけど・・・
諸先輩方に負けないように、常に前進していくしかない。
1次会が終了後、2次会へ。
中華料理屋で紹興酒をいただきながら、語り合った。
木曜日は、昨日の飲み過ぎからか・・・体調が最悪だ。
なんせ、胸やけが・・・
なんとか乗り越え、一日を終了。
昨日はSCIのEBMの締切日であり、なんとかそろうことができた。
今回に懲りず、次回も少し手伝ってくれるという嬉しい声もある。
お互い前進できれば理想的だ。
何かに興味をもち、それに対して追求する。
その思考回路が、良い方向に臨床思考能力を高めていくはずだ。
前進あるのみだ。
また、色々と手伝ってもうらおうかな。
助かります、そして感謝致します。
夕方は、勉強会だった。
運動学習の話、そしてルリアの大脳皮質の構造、そして症例検討を目白押しだ。
担当は若手とベテランのセラピストだった。
ルリアの話は、大脳皮質の細胞の特性から情報処理の階層性の話だった。
確かに、処理している情報がどういった流れで処理されうるのかの概念は重要だ。
単に、できたできない、わかるわからないだけではなく、相対的な関係性を結んで行くことが必要だと再認識した。
その処理過程を築いていくことが、運動の経験の土台となり、学習へとつながる気がする。
パフォーマンスレベルの評価は、当然必要であり、学習がその制御過程に踏み込むのであれば、手続きに対する知識を持たねばならい。
その視点を学習は教えてくれるのかもしれない。
症例検討では、思考プロセスを中心に触れていた。
思考の手続きは良かった。
厳密な手続きのもとに訓練を展開するということは、昨日の発表のことだろう。
ただし、セラピスト自身の分析をさらに細分化できるとより妥当性の高いものにつながるような気がする。
達成できたかどうかはあくまでも結果であり、その手続きの深さがセラピストの質をみる一側面でもある。
前進あるのみだ。
金曜日は、夕方に大学で打ち合わせをした後、抄録を添削していただくことにする。
前進しるしかない。
どうせやるなら楽しまなきゃ。
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