Procedure 　-The Fifth Edition- 鏡面磨きの真髄は、自己を映し出すこと

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2024/05/15 (Wed)

腰痛は少しましになったようで、春めいた気分で出勤。
深夜に目覚めたため、寝不足になっているせいか体が熱い。
寝不足の象徴だ。
ついつい、手をつけ出すと時間が過ぎるのも忘れてしまう。

先日、患者さんと靴磨きの話をしていたが、どうやら靴磨きをインターネット検索したらしい。
磨き方にも色々あることを知って頂いたようで、少しうれしい気分だ。
なんとなく、というか・・・今の50代より年配の方の方が靴の手入れは入念な気がする。
今は、中国製のものも増え、安価な靴も増えているのだろう。
そうなるとどうしても、使い捨ての感覚が出てきてしまう。
消耗品として扱うのも一つだが、愛着をもってモノを大事にすることも重要だ。
単なる履物として扱うのではなく、革が生き物であるように育てるという感覚だ。
他のことと直結するわけではないが、愛着を持ち育てるという視点が、変化見る、そして差異を見出すことにつながるかもしれない。
使い捨てだと、捨ててしまうという価値観につながらないでもない気がする。
これは人間に対しても同じで、育てるということだ。
磨き上げられたものは輝きを増す。
それには時間と労力と根性だ。
その結果が、輝きとなれば最高だろう。
ある意味、鏡面磨きではないが、その結果は自分を映し出すのかもしれない。
磨くとはそういうことか・・・・

今日はWBCの決勝ということで、話題がもちきりだ。
ヒーローがいるということは、格段に魅力的な世界を見せてくれる。
リハビリテーションにヒーローはいるのだろうか？
昔のヒーローといえば、仮面ライダー、ゴレンジャー、シャイダー、等々・・・・
窮地に追いやられた時は、ヒーローが必要だ。
セラピストはヒーローになれるのか？
どんなもんでしょうね。

夕方は、後輩に抄録の添削をしてもらった。
まぁなんとか話は通じているみたいだ。
あとは、あんまり知らない人に読んでもらい、意味が通じるかだ。
それで通じるなら、まずまずだろう。
どうも一人だけの思考は、どうどうめぐりになってしまう。
研究はあくまでも人に伝え、理解してもらってなんぼのもんだ。
一人で妄想しているだけではいけない。
リアルな世界でなければならない。

その後は、資料の整理、メールの返信を行った。
最近は、脊髄損傷のリハの言葉かり考えているような気がする。
考えれば考えるほど、奥が深い。
phantom sensationの病態についても考えていたが・・・・切断者のphantomとは少し違うような気がする。
このあたりを具体的に整理をつけていかねばならない。

前進あるのみだ。

SCIのEBM翻訳も進んでいる。
協力していただいている同僚の方々、ありがとうございます。
体調だけは無理なさらないように、よろしくお願い致します。

これが達成できれば、軽く打ち上げみたいなものもしてみたい気がするが・・・・・
まぁ・・・どうだろうか・・・・

やはり、達成感と喜びはみな共有しないとリアルではなくなる。
一人でできることもあれば、共同でするからこそ偉業も成し遂げられる。
それをリアルに経験することが、明日のより良い自分へと導いてくれるのではないだろうか。

どうせなら、楽しもう、感情露に、前進しよう。

明日は、以前の職場の上司の送別会だ。
お別れをしてこよう。

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