Procedure -The Fifth Edition-
There is no royal road to learning・・・
ある理学療法士の日記
resolution and organization
昨日は土曜出勤だった。
連続勤務が続くと体がきついが、まぁなんとかなるものだ。
それなりに自分はタフと思っている。
朝から、担当外の患者さんの訓練をしていく。
最近は、訓練時の印象や評価を詳細に伝えるように心がけている。
機械的にセラピーをこなすことは簡単だが、セラピーが機械的であってはいけないと思っている以上、介入を模索する必要がある。
初めて訓練をする方も多いので、かなりの集中力を要する。
良い刺激だけど・・・・
自分の担当は、SCIが多いため土曜日はCVAを見ることが本当に多い。
常に見ていた時は、気付かないことが一旦、離れてみると見えてくることもある。
思考と一緒で、一旦寝かせるほうが違う目線を見つめられるのかもしれない。
普段、どれだけ概念化された思い込みに支配されているかが伺われる。
人間の思考が、類似したものを勝手にカテゴリーに分類していっているのだろう。
自動的に分類されることはシステマティックで、あるい意味好都合だが・・・・
自動手化されたものには、存在していたはずの差異が欠如してしまうのかもしれない。
自己組織化される良さでもあり、怖さでもあるかもしれない。
改めて見つめなおすと、体幹と四肢との関係を作ることの難しさを感じる。
来週の症例では、組織化された運動をいったん分解し、再度組織することを試みたアプローチを紹介しようと思っているが、似たような問題点を持っている方は多いのかもしれない。
特に下部の体幹と股関節との運動を分解していくことは、重要だろう。
上肢でい言えば、体幹と肩の分解だろう。
中枢部での運動の多様性は、末梢での運動の多様性を限局化するのかもしれない。
方向が決まれば、距離がきまり、あとは末端部を適合させることだ。
分解と組織化。
この両者にセラピストは取り組まないといけないような気がする。
あくまでも持論だが。
パフォーマンスからだけのアプローチでは、極めて難しい印象だ。
なぜなら、身体の認識そのものを分解していかないと、運動に変化がでることは考えにくい。
どんなに硬くなった身体に体重をかけようと、その個体の内部の手続きが変化しないと、硬いままだろう。
手の場合は特に顕著だ。
体重をかけて少し柔らかくなるのは、脊髄反射レベルだ。
構造に問題がなければ、制御システムに問題が生じている。
つまり、ボトムアップだけではなく、トップダウンからの両方の制御を考えなければならない。
このマッチングが、人間の運動ー身体ー環境のダイナミクスの基本だろう。
脊髄反射レベルだけでない、大脳皮質をつかった認識そのものを組織化していくことも重要だ。
夕方は、後輩の研究の実験方法について少しディスカッションをした。
日程的に迫ってきているようだ。
なんとか踏ん張って欲しい。
労力と時間と根性だ。
帰宅後は、症例発表のスライド修正を行っていた。
ぼちぼちまとまったような気もする・・・
有意義なディスカッションができるよう、手直しをしていく。
どしどしの参加をお待ちしております。
一応、金曜日かな。
今週末は連休で特に用事がない。
体を休めて、原稿とスライドと英語の翻訳、読書に時間を費やしたい。
YOU TUBEは封印することにしよう。
前進あるのみ。
Only advance, there being it!!
連続勤務が続くと体がきついが、まぁなんとかなるものだ。
それなりに自分はタフと思っている。
朝から、担当外の患者さんの訓練をしていく。
最近は、訓練時の印象や評価を詳細に伝えるように心がけている。
機械的にセラピーをこなすことは簡単だが、セラピーが機械的であってはいけないと思っている以上、介入を模索する必要がある。
初めて訓練をする方も多いので、かなりの集中力を要する。
良い刺激だけど・・・・
自分の担当は、SCIが多いため土曜日はCVAを見ることが本当に多い。
常に見ていた時は、気付かないことが一旦、離れてみると見えてくることもある。
思考と一緒で、一旦寝かせるほうが違う目線を見つめられるのかもしれない。
普段、どれだけ概念化された思い込みに支配されているかが伺われる。
人間の思考が、類似したものを勝手にカテゴリーに分類していっているのだろう。
自動的に分類されることはシステマティックで、あるい意味好都合だが・・・・
自動手化されたものには、存在していたはずの差異が欠如してしまうのかもしれない。
自己組織化される良さでもあり、怖さでもあるかもしれない。
改めて見つめなおすと、体幹と四肢との関係を作ることの難しさを感じる。
来週の症例では、組織化された運動をいったん分解し、再度組織することを試みたアプローチを紹介しようと思っているが、似たような問題点を持っている方は多いのかもしれない。
特に下部の体幹と股関節との運動を分解していくことは、重要だろう。
上肢でい言えば、体幹と肩の分解だろう。
中枢部での運動の多様性は、末梢での運動の多様性を限局化するのかもしれない。
方向が決まれば、距離がきまり、あとは末端部を適合させることだ。
分解と組織化。
この両者にセラピストは取り組まないといけないような気がする。
あくまでも持論だが。
パフォーマンスからだけのアプローチでは、極めて難しい印象だ。
なぜなら、身体の認識そのものを分解していかないと、運動に変化がでることは考えにくい。
どんなに硬くなった身体に体重をかけようと、その個体の内部の手続きが変化しないと、硬いままだろう。
手の場合は特に顕著だ。
体重をかけて少し柔らかくなるのは、脊髄反射レベルだ。
構造に問題がなければ、制御システムに問題が生じている。
つまり、ボトムアップだけではなく、トップダウンからの両方の制御を考えなければならない。
このマッチングが、人間の運動ー身体ー環境のダイナミクスの基本だろう。
脊髄反射レベルだけでない、大脳皮質をつかった認識そのものを組織化していくことも重要だ。
夕方は、後輩の研究の実験方法について少しディスカッションをした。
日程的に迫ってきているようだ。
なんとか踏ん張って欲しい。
労力と時間と根性だ。
帰宅後は、症例発表のスライド修正を行っていた。
ぼちぼちまとまったような気もする・・・
有意義なディスカッションができるよう、手直しをしていく。
どしどしの参加をお待ちしております。
一応、金曜日かな。
今週末は連休で特に用事がない。
体を休めて、原稿とスライドと英語の翻訳、読書に時間を費やしたい。
YOU TUBEは封印することにしよう。
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