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上から下から

木曜日から、急激に冷えた。
日本の異常気象である。
まぁそんなことも仕事には、特に関係なく、出勤した。

朝から身体との対話を行った。
やはり、朝から対話することは、その日の過ごし方が変わる。
常に前進し続けるためには、精神と身体との相互作用は不可欠だ。

相互作用するということだ。

しかし、その相互作用するということは、非常に難しい一側面を持つ。
特に、患者との関係においては、信頼関係を踏まえた相互作用が必要だろう。
一方通行では、相互作用ではない。
私の知っている、患者家族は最高のセラピストだと思っている。
その方は、脳損傷後遺症の患者とその家族である。
患者は、いわゆる重度四肢麻痺と言われる状態であり、意識が清明ともいえない。
その日の調子、タイミングによっては眠ることがある。
逆に、調子の良い日には、僅かな四肢の運動と眼球運動で答えてくれているよう気がする。
そこだけは、なかなか確信を持ち切れない点でもある。
この状態をどうとらえるかだ。
意見は様々あるだろう。
この現象をどう見るのかだ。
この現象を受け入れ、理解することが重要ではないだろうか。
こういった患者を担当して何を思うだろうか?
確かに、意思疎通の点ではslowな部分はある。
それを見極める視点が必要ではないだろうか?
四肢の硬さがすべてじゃない。
運動できることだけがすべてではない。
おそらく状態からだけでは、重度という印象を持つに違いない。
しかし、家族の方はそこが違う。
確実に、本人のプロセスを見ている。
そして、感じている。
プロセスは、思考のプロセスだ。
これに気がつくかどうかは、本人を理解することに大きな差を生み出すだろう。

何も言葉を発しない、患者の目の奥に何が見えているのか?
身体運動は生じずとも、思考は生き続けている。
思考が生き続けている限り、2人称の関係性を求めていくべきだろう。
前進あるのみ。

春は、色々と考えることが増えてしまうのか。

トップダウンは、非常に重要だ。
しかし、そのトップダウンが誤りであれば、結果としての運動も誤りとなる。
それを修正するためには、ボトムアップ処理が必要だ。
ボトムアップ処理を無視したトップダウン処理は、錯覚と呼ぶ。
そして、それは高齢者の転倒とも繋がる。
つまり、トップダウンとボトムアップの両方が必要なのだ。
そうすることで、身体は機能している。
身体とシステムとして捉えるのであれば、社会、そして会社も同様であろう。
そこの整合性が、保たれなければ、堕落していくのみだ。
運動イメージトレーニングも同様であり、両刃の剣である。
イメージは、言語により修正可能である。
トップダウンは、運動なくとも修正可能である。
しかし、それが正解かどうかは、運動、とりわけ身体の感覚が教えてくれる。
一方通行は、好まない。

前進あるのみ
楽しむことは忘れない。

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