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触る?

日曜日は、用事を済ませた後、職場へ向かった。
ぼちぼちと作業に取り掛かり、それなりにポスターのたたき台は完成させた。
もちろん、ここからの作業がとてつもなく大変にはなってくる。

後輩達もそれぞれの視点から、臨床を追求するために職場へ来ていたようだ。
普通に仕事をしていた人もいるが。
少し、触覚について議論をする機会があった。
触覚自体の理解は本当に難しい。
触るという事自体が、非常に複合的な感覚が含まれている。
日常生活では、受動的に触れられることが少なく、むしろ能動的に運動していることが多い。
そういう意味では、Gibsonのactive touchが重要な視点になってくる。
つまり、触ることには運動が含まれていることだ。
したがって、単純に触覚が入力される経路だけで触覚を理解することは難しい。
当然、そこには視覚も含まれくるため、見ることによる予測が関与するはずだ。
これを含めた視点で解釈していくほうが、臨床的な気がする。
事の発端は触覚過敏という現象についてどのように理解するかということだ。
どうやら、小児分野でそういった事例があるらしい・・・

もちろん、認知発達にも影響されるとはおもうが、その状況によって反応が変化するかが一つの視点になるのかもしれない。
それが、CNSの階層性の中で、どこでトラブルが生じているかが検討課題だろう。
単純に、器質的病変があれば話は別だが、それ以外での過敏とはなんだろうか。
機械的な入力がなされ、そのものが知覚されているか否かは見極める必要がありそうだ。
もちろん、運動も含まれるため・・・・・触れることがどのように個体内に表象されているかは重要だろう。
とはいえ、実際にケースを見ているわけではないのでよくわからないのが正直なところである。

月曜日は、朝から残務整理を行った。
そいうえば、腰痛を発症したのも先週のこの日だった。
今は腰痛が比較的落ち着いているが、悪夢が頭をよぎる。
今回は、なんとか克服できたと思っている。
結局は、自己の身体に対する認識と現実にギャップが生じていたのだろう。
記憶された運動戦略に踊らされ、末梢器官の反応性にもはやきづかなくなっている。
自己を知らないということは、本当に恐ろしい。
海図とコンパスを持たない航海と同じで、無謀そのものだ。
そして、挙句の果てに座礁する・・・・・
つまり、腰痛だ。

なんとも、辛い話ではあるがきっとそれが現実なのだろう。
やはじ、自己を知る手続きとして運動経験によって裏づけられる身体との対話が重要である。
その手続きは、継続されることで恒常性が保たれ、何かをきっかけに破綻をきたす。
その原因にはいろいろあるとは思うが・・・・・

月曜日は、帰宅後ポスター用の映像を整理した。
ここからが、気合いのいる作業になる。
前進あるのみだ。

火曜日は、朝から残務整理を行った。
夕方は大学院の授業であり、同級生の研究計画についてディスカッションを行った。

もう少し、書いておきたいところだが・・・今度は頚に痛みが出現してきた・・・・・

まぁ・・・・前進あるのみだ。
どうせなら、何でも楽しむことにしよう。

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