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3点セット

火曜日は、いつも通り出勤。
朝から、水曜日の公開講座の準備に追われた。
当然ながら、土壇場の申込みもチラホラ・・・
先日の県士会の教訓を生かして、準備にヌカリのないように考える。
精神的に少々、焦り気味のところも出てしまう。

朝からは、いつもどおりの臨床業務だ。
ロホクッションの空気入れと、プッシュアップ台、トランスファーボードをもって病棟を歩くことが多い。
脊髄損傷リハの3点セットだ・・・
脊髄損傷の方にとって、トランスファーは非常に大きな意味をなす動作だ。
この動作の獲得は、必ず必要だ。
トランスファーの可否だけで、その方の生活の広がりは数倍以上違うだろう。
セラピストも気合いを入れて臨むわけだ。

昼からは、以前の職場の先輩が来院された。
ここぞとばかりに患者さんの評価をお願いした。
自分なりには評価はしていたが、やはり経験と技術を思っている先輩セラピストの意見は参考になる。
セラピスト的には少々、心が痛い点もあるが患者さんにとってはその方が良い。
色々と教えて頂き、非常に参考になった。
脊椎の運動は非常に難しく、その運動学について議論した。
いわゆるカップリングムーブメントと言われる複合運動があるが、その解釈と治療コンセプトの矛盾を話した。
なかなか高度な話で、頭が痛いが・・・
あんまり難しく考えすぎるのも良くないのかもしれない。

動作とは、癖のようなものがあり・・・気づかぬ内に左右のバランスが崩れてくる。
少しくらい、バランスが崩れたくらいで、明日に体調が悪くなるというわけでもない。
それが長期間に及んだ場合には、問題となる。
ましてや、それが頚髄損傷のように使用できる筋が僅かであり、その巧みな使い方によって動作が達成される場合には尚更だ。
逆に言うと、それだけ深刻だ・・・
日常的な動作の左右差はさまり意識されることがない。
というより、左右差があってもそのままの動作を継続しなければならないこともある。
そう考えると、何らかのフォローというのは継続的に必要なのだ。
頚髄損傷者の場合は、その左右のアンバランスが側湾、座位バランス、ADL動作にも影響する。
そしてその延長線上には、二時的障害としてのpressure ulserがある。
これが深刻だ。
日常生活を奪う。

この問題に対しては、患者本人を含めセラピストの意識づけと取り組みが不可欠だ。
最近は、特にそれを感じる。

先日、褥瘡学会へ入会し、今後は身体イメージ、運動イメージとともに勉強をしていこうと思う。
自己の身体観から、何か予防策につながればと思う。
まだまだ、スタートしたばかりだ。
これから前進するしかない。

前進あるのみだ。

夕方は、学会へ向け抄録を7割程書いた。
今週中には目途をつけ、来週には添削していただこうかと思う。

今日は朝英語。
気合いを入れてやっていくしかない。

褥瘡の勉強会も手をつけなければならない。

忙しいが、今やらないと後悔しそうだから・・・

前進あるのみ。




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